*** チロルの州都インスブルック ***

チロルは9つに分かれているオーストリアの州の1つで、西側に位置しています。   
面積は約1万2600平方km。新潟県とほぼ同じ面積でオーストリアでは3番目に大きい州です。
チロルは北をドイツのバイエルン州、西はスイスとフォーアアールベルク州、南はイタリア、東はザルツブルク州、ケルンテン州に接しています。
州都は標高574mのインスブルックで、アルプスの山々に囲まれています。
チロルと言えば、アルプスの山々、湖、花などの美しい自然を真っ先に思い浮かべますが、歴史も大変古く、見どころの多い魅力あふれる場所です。

 

 

*** 時差 ***

日本との時差は-8時間です。 
ただし3月の最終日曜日から10月の最終日曜日まではサマータイムとなるため、日本との時差は-7時間です。

 

 

*** 通貨 ***

通貨はユーロです。1ユーロ=約135.33円(2022年4月時点)
1ユーロ=100セント
紙幣  200€ 100€、50€、20€、10€、5€
コイン 2€ 1€ 50セント 20セント 10セント 5セント 2セント 1セント

 

 

*** 両替とカード ***

観光地では問題なくクレジットカードが使えます。しかし少額の物を購入する場合はやはり現金が必要です。
銀行は地域によって異なりますが、インスブルック旧市街から一番近いRaiffeisen銀行で月~金まで朝8時~12時30分。お昼休みがあり、13時30分~16時まで。金曜日は7時45分から15時までです。土日、祝日はお休みです。

 

 

*** 電圧とプラグ ***

200V50Hz プラグは丸2ピン CタイプまたはSEタイプ。

 

 

*** 気候と服装 ***

①春と秋
 天候が変わりやすく、寒い日もあれば暖かい日もあります。
 長袖にカーディガン、ウィンドブレーカーなどを重ね着をすると
 どんな天気の時も対応できます。 
 ②夏   
 日中、天気がよければ30度くらいになる日もあります。 
 しかし朝、晩は冷え込むので上着は必要です。
 また夕方に突然雷雨になる時もあり、そうすると一気に気温は下が
 ります。
 山を訪れる場合はウィンドブレーカーも必要です。
③冬   
  真冬は寒いです。
 ダウンジャケットのような上着、帽子、手袋、マフラーなどが必要です。

 

 

*** 持っていくと便利なもの ***

①雨具、上着、サングラス、日焼け止めなど天候と気温の変化に対応できるようにした方がよいでしょう。また紫外線が強く、日本よりも乾燥しています。
②どこのホテルのお部屋にもスリッパや歯ブラシなどはついていません。
またシャンプー、リンス、ボディーソープ兼用のアメニティーが多いです。
普段お使いのリンスやトリートメントをお持ちになるとよいと思います。
③風邪薬、頭痛薬、胃薬などの常備薬。薬局は至る所にありますが、医師からの処方箋がないと薬は買えません。また、現地の薬は日本人には少し強い傾向にあります。日本から飲み慣れた薬をお持ちになる方がよいようです。

 

*** 飲料水 ***

チロルの水道水は質も非常によく、安心して飲めますが、日本の水と比べてやや石灰分が多く含まれています。
おなかの弱い方、旅行中の体調が心配な方はミネラルウォーターをお飲みになる方がよいでしょう。チロルに限らず、ミネラルウォーターはガス入り、微炭酸、ガスなしと種類が分かれています。
ガスなしはノーガスで十分通じます。
レストランではミネラルウォーターと注文すると必ずガス入りの水が出てきます。必ずノーガスと伝えましょう。