*** 重要なマナー ***

いろいろマナーはありますが、これだけは!というのをご紹介します。
鼻水が出てくると日本人は無意識に鼻をすすってしまいがちです。
しかしインスブルックに限らず、ヨーロッパのほとんどの国々ではこれはタブーなので必ず鼻をかみましょう。
日本と大きく違う点は、人前でも鼻をかむことが出来る事で、レストランの中でもこれはよく見かける光景です。

 

 

* * * レストランでのマナー * * *

まず入店すると「グリュースゴッドGruess Gott」と挨拶をしましょう。
挨拶をするとお互いに気持ちがいいものです。
席にはウエイターさんが案内してくれます。
待っていてもメニューを持ってきてくれますが、メニューがほしい場合は「シュパイゼカ ルテ ビッテSpeisekarte bitte」と言いましょう。
ドイツ語でメニューは「定食」という意味を持っています。
レストランによっても違いますが、まず飲み物の注文をしてその飲み物が来てからお料理の注文というパターンが多いです。   
食事後の会計はテーブルチェックです。「ツァーレン ビッテZahlen  bitte」と声をかけます。
会計の5%~10%のチップを上乗せして支払いをします。
例えば12ユーロの会計だとチップを入れ て13ユーロくらいで大丈夫です。
おつりをもらう時には「13ユーロで」とあらかじめ上乗せした金額を告げるか、おつりが返ってきてからウエイターさんにチップを渡します。
クレジットカードで支払う場合は、お会計と別にチップを現金で渡すと喜ばれます。
中華や日本食レストランであってもチップは必要です。

 

 

* * * カフェでのマナー * * *

カフェでのマナーもレストランとほとんど同じですが、お店によっては自ら席についてもいいお店も多いです。
ケーキをお店で食べる場合は、ショーケースに並んでいるケーキを指差した後、小さな紙を受け取り席につきます。
その後、店員さんに飲み物の注文と一緒にこの紙を渡します。
支払いは飲み物と一緒にテーブルチェックです。
チップは、ほんの少し金額を切り上げて渡しましょう。例えば支払い金額が4.7ユーロになった場合5ユーロぐらいで大丈夫です。
ケーキをお持ち帰りする場合は「ツム ミットネーメン ビッテ Zum Mitnehmen bitte」と言ってその場で支払いを済ませます。
※急ぎの場合は注文した商品が来た時に支払いを済ませた方がよいでしょう。

 

 

* * *お店でのマナー* * *

お店に入るとまず、「グリュースゴット Gruess Gott!」と挨拶しましょう。無言で勝手に触って見たりするのはあまり印象がよくありません。
お店の人がたいてい「何かお手伝いしましょうか?」と聞いてきます。もし見るだけなら英語でも結構ですので「ジャストルッキング Just Looking」と言いましょう。
探している物や見せて欲しい物があったら、遠慮なくお店の人に伝えましょう。
また、お店の人が他の方を接客している場合は、接客が終わるまで待ちましょう。
※支払いは殆どのお店でクレジットカードが使えます。